良縁結びの観音様

野古の男観音様と女観音様のお話し 昔むかしあるところに野古村といわれる村があり、石を掘った2体の観音様がありました。 片方の観音様を「男観音様」もう一方を「女観音様」と呼んで、村人に親しまれ、村のお祭りの日には、男たちは男観音様に、女たちは女観音様にお参りをする習わしとなっていました。 そうして2体の観音様は村の者たちを小さなころからずっと見守っていました。 その村に平助という男と、こよという女がおりました。 平助は働き者でしたがのんき者で、貰った嫁と上手くいかず、離縁して独り身となっていました。...

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