島や

島やのご紹介

「島や」は明治8年、西区姪浜魚の町に建築された「旧山下家」をこの地に移築したもので、福岡市有形文化財に指定されています。店内には和雑貨などのお土産と、伝統文化に深く関わる物品の展示がございます。

高取焼味楽窯

江戸時代の後期、能古島は黒田藩の鹿の狩猟場でした。
ところが田畑への鹿の被害が激しかったため、東の北浦集落から西の集落の白鳥と呼ばれる海岸まで、東西約2kmにわたり島を南北に分断する石垣を築きました。
これが現在も残る「鹿垣」で、天保7年(1836)に完成しています。
幕末にはグラバー(1838ー1911)なども訪れ狩猟をしましたが、終戦後にアメリカ兵が銃を使って狩猟したため鹿は全滅しました。

また、能古島には 明和~天明年間(1764~1787)の短い間だけ操業された藩窯跡があります。
昭和63年に発掘調査されて、現在、能古博物館敷地内に保存されています。

出土量の多い染付皿の特徴としては、見込みの手描による昆虫文、蛇の目高台、方形枠内の「渦福」の銘などがあげられ、有田の陶工の関わりも指摘されています。
この窯は高取焼系陶器と有田焼系磁器を焼成した窯として稀少であるうえ、福岡市域内で唯一残された古窯としても貴重な遺産です。

今回、黒田藩御用達繋がりということで、高取焼味楽窯15代 亀井味楽氏、16代継承者 亀井久彰氏、17代継承者 亀井彰仁くん(生後1ヶ月)とご縁をいただきまして、
アイランドパーク内にあります福岡市有形文化財の(島や)で、
「高取焼味楽窯」亀井先生の作品を観て頂けることとなりました。

※展示時期に関しましては、随時公開して参ります

営業時間

9:30〜17:30

店内の様子

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能古島特設サイト